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医師による死亡の診断
■看取り
介護する家族の方も精神的、物理的にたいへんな毎日ですが、病床にいる本人の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるために、看取りについてよく考えてみたいものです。本人の意思を尊重し、家族や身近な人と悔いのない別れをしたいものです。本人が信仰をもつ場合にはそれを尊重し、宗教者(僧侶、牧師など)の訪問を受けるのもいいでしょう。
■死の判定
死亡は医師が判定することにより決定します。医師は医学的には 1)呼吸停止、2)心拍停止、3)瞳孔散大・対光反射消失の3点の不可逆的停止(一時的停止では死を判定しません)をもって死の判定を行っています。一般には呼吸が停止した時刻あるいは脈がとれなくなった心拍停止の時刻をもって死亡時刻とします。一般にこれを「心停止」とよんでいますが、今、脳死をもって死と判定すべきかについても広く議論が行われています。
■末期の水(まつごのみず)
死亡が判定されると、立ち会った人によって死者と別れる儀礼が行われることがあります。これを「末期の水」あるいは「死に水」とよびます。
一般的には、1)割り箸に脱脂綿を巻付け水を含ませて唇を潤す、2)新しい筆に水を含ませて唇を潤す、3)茶碗に樒の葉や脱脂綿を浸して唇を潤す、などの方法があります。
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