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「散骨をして」といわれたら
これまでは、「自分」が散骨を希望するか否かでみてきましたが、
「もしあなたの身内や親しい人から散骨をしてほしいと言われたら、あなたはどうするか」、
今度は遺族側の立場にたって考えてみたいと思います。
都民要望に関する世論調査では、「何とかして希望をかなえる」(55%)が過半数を超え、
「本人の希望とはいえ、散骨は一般化していないし、法律や制度などが整備されていないので、墓地に埋葬する」(22%)、
散骨に反対なので、墓地に埋葬する」(18%)と続きました。
「何とかして希望をかなえる」と答えた人は、男女ともに若年層、未婚者に多く、とくに20代女性は75%が「希望をかなえる」と回答しています。
また、散骨容認者には「墓は長系単位で使うもの」「墓は長男(または長女)が守るべき」といった家意識を残す項目に、
「そうは思わない」と否定する人が多く、逆に家を超えた項目の「墓石の刻み文字等は『○○家』以外自由でよい」「夫婦が同じ墓に入る必要がない」
「親しい者同士で一緒の墓に入ってもよい」を支持する人が6割から7割を超えています。
散骨を支持する人は、単に自然を志向するだけではなく、残存する「家」意識への疑問ともいえるような傾向が見受けられました。
ちなみに墓を所有しているか否かでは、所有していない人に「何とかして(散骨の)希望をかなえる」が1割程度多いものの、大きな差はみられませんでした。
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