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女性の墓、男性の墓
これまでの墓石は、和型・洋型の別があるにせよ、ほとんど同じような形のものでした。
誰と一緒に埋葬されたいか」という前出の「都市型墓地に関する意識調査」で、性別による違いが顕著になりました。
女性は「配偶者」との埋葬を希望する人が最も多いのに対して、男性は「家族」との埋葬を望む人が最も多くいました。
さらに、女性と比較すると、「先祖代々」のお墓に埋葬されることを望む男性が多いこともわかりました。
この男女の意識の差は「現代人の墓に対する意識」(ライフデザイン研究所94年)でも顕著に浮かび上がりました。
男性は「自分の実家の墓に入りたい」が48%でトップであるのに対して、女性で「夫の実家の墓に入りたい」という人は23%しかいません。
女性たちの支持が最も多かったのは、「夫婦で購入する」でした。
一方で、「自分の実家の墓」を希望する女性は14%にのぼりました。
都民調査でも「自分の先祖の墓に入る」は男性の60代以上が5割程度、30代から50代が4割台、20代でも3割台を占めています。
一方、女性で「配偶者の先祖の墓」を希望する人は、同年代の男性よりおおよそ1割低いことがわかりました。
高齢の女性ほど、「配偶者の先祖の墓」「夫の墓」を希望する人が多いものの、それと裏腹に「実家の墓」を希望する人も、他の年齢より多いという結果がでました。
このように女性の意識のなかには「夫側の家の墓」に入ることを拒んだり、「実家の墓」に入ることを望む声もあがっています。
承継者を必要としない「合祀墓」の購入者のなかには、実際に「妻が夫とは別に」墓を求めたケースが7%あるということです。
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